船舶の種類(基礎カテゴリ)


  • プレジャーボートとは

  • 和船とは

  • FRP船とは

  • アルミボートとは

  • ゴムボートとは

  • 漁船(小型漁船・中型漁船)の定義

  • バスボートとは

  • ヨットとは

  • セーリングディンギーとは

  • 水上バイク(ジェットスキー)とは

  • PWC(パーソナルウォータークラフト)とは

  • カヤックとは

  • SUPとは

  • 船外機とは

  • 船内外機とは

  • 船内機とは

  • FAQ: 船舶の種類(基礎カテゴリ)

    • プレジャーボートとは


      ◆ プレジャーボートとは

      プレジャーボート(Pleasure Boat)とは、主にレジャー・釣り・クルージングなどの"遊び目的"で使われる小型船の総称です。
      商業目的の船(漁船・貨物船など)とは異なり、個人や団体が楽しみのために所有・使用する船として位置づけられています。

      日本では 総トン数20トン未満 または 全長24m未満 のものが多く、港湾・湖・河川・マリーナなどで広く利用されています。


      ◆ プレジャーボートの代表的な種類

      ● モーターボート

      エンジンで走行する小型ボート。
      釣り、移動、クルージングなど用途が広い。

      ● クルーザー

      キャビン(部屋)付きの大型プレジャーボート。
      長距離航行や宿泊も可能。

      ● セーリングボート(ヨット)

      風を利用して走る船。
      競技・クルージング用途が多い。

      ● 和船型プレジャーボート

      釣りに特化した日本式の船形。
      漁港でよく利用されるレジャー船。


      ◆ プレジャーボートの構造と特徴

      • FRP(繊維強化プラスチック)製が主流
        → 軽くて丈夫だが、廃棄時は専門処理が必要。

      • 船外機・船内外機・船内機など動力方式が多様

      • トレーラー牽引可能なサイズも多い

      • 船検(小型船舶検査)を受ける必要がある
        → 船検切れによる放置艇も増加。


      ◆ プレジャーボートのよくあるトラブル・相談

      • 動かなくなり 放置艇化してしまった

      • 保管費が高いため 維持できない

      • FRP船で 解体・廃船が難しい

      • 船外機が故障し修理費が高額

      • 相続したが どう扱ってよいかわからない

      • マリーナから 撤去を求められた

      当店では 引き上げ・移動・処分・買取までワンストップ対応 しています。


      ◆ プレジャーボートの処分・廃船が必要になるケース

      • 船齢が古く修理できない

      • 船底にフジツボが大量に付着し状態悪化

      • 浸水・エンジントラブル

      • 台風被害で破損

      • オーナーの高齢化

      • 維持費(マリーナ代・保険)が負担

      • 船検切れ・名義不明


      ◆ プレジャーボート廃船時に必要な書類

      • 小型船舶登録原簿の写し(登録証書)

      • 船検証(日本小型船舶検査機構)

      • 船名・船号の確認

      • エンジン情報(型式・馬力・シリアル)

      ※紛失していても対応可能。内部リンクで案内可能です。
      例:「→ 船検証を紛失した場合はこちら」


      ◆ FRP製プレジャーボートの廃棄について(専門性強化)

      プレジャーボートの大半は FRP(Fiber Reinforced Plastic) 製であり、通常の処分では焼却できません。

      そのため

      • 産業廃棄物(FRP廃材)としての処理

      • 解体前の船体カット

      • エンジン・金属部の分別処理

      が必要で、専門業者でなければ適正に処理できません。


      ◆ プレジャーボートの価値(買取可能性)

      以下の条件で 買取対象 になります:

      • エンジンが動作する

      • 船体に大きな損傷がない

      • 人気モデル(ヤマハ・スズキ・ホンダ・トヨタなど)

      • 船外機単体でも高価買取可能

      動かない場合も 部品取り・船外機のみ買取 など多数の実績があります。


    • 和船とは


      ◆ 和船とは

      和船(わせん)とは、日本の伝統的な船型をもつ小型船の総称で、漁業・運搬・レジャー・作業船として長く使われてきた船のことです。
      細長い船体と浅い喫水、軽快な取り回しが特徴で、現在では多くが FRP(繊維強化プラスチック)製の「FRP和船」 として普及しています。

      特に漁師や海沿いの地域で人気が高く、沖釣り・沿岸作業・養殖業・荷運び など幅広く利用されています。


      ◆ 和船の主な特徴

      ● 1. 細長い船体で安定性が高い

      波を切る形状で、荒れた海でも安定しやすい。

      ● 2. 喫水(船が沈む深さ)が浅い

      浅瀬でも走行しやすく、沿岸作業に向いている。

      ● 3. FRP製が普及

      現代の和船のほとんどがFRP構造。
      → 軽く・腐らず・メンテナンス性が高い。

      ※反面、FRP船は一般では廃棄できず、専門業者による適正処理が必要。

      ● 4. 船外機で走行するものが多い

      エンジンの着脱が容易でメンテ性も良い。


      ◆ 和船の用途

      • 漁業(沿岸漁・釣り漁)

      • 荷物運搬・作業船

      • 海苔・牡蠣など養殖業

      • 港湾作業用船

      • レジャー用釣り船(プレジャー和船)

      • 水産研究・調査船

      特に小回りが効くため、漁港・湖・河川・内湾で非常に多く利用されています。


      ◆ 和船のサイズ

      ・10フィート(約3m)
      ・12フィート(約3.6m)
      ・14フィート(約4.3m)
      ・16フィート(約4.8m)
      ・18フィート(約5.4m)
      ・20フィート(約6m)
      ・22フィート以上の大型和船も存在

      ※中古市場では「14~18ft 和船」が流通量が多く、査定価値も安定しています。


      ◆ 和船のよくある相談・トラブル

      • エンジンが動かない

      • 船底にフジツボ付着

      • 長期放置で沈みかけている

      • フロート(浮力体)が水を吸って重くなった

      • 船体に穴・亀裂

      • 名義不明で処分できない

      • マリーナ・漁協から撤去指示が出た

      • 陸上保管で腐食が進行している

      和船は漁港などに放置されがちで、行政指導・代執行につながる例が増えています。


      ◆ 和船の処分・廃船について

      和船のほとんどがFRP製であるため、

      • 解体(カット作業)

      • FRP廃材の産廃処理

      • エンジン分別
        が必須です。

      自治体では回収してくれないため、専門業者へ依頼するのが最も確実です。


      ◆ 和船は買取できる?

      以下の条件では 高価買取になるケースが多い です:

      • 船外機が良好(ヤマハ・スズキ・ホンダなど)

      • 船底の状態が良い

      • 14〜18フィートで人気型

      • 釣り用に改造済み

      • FRP強度が十分

      動かない和船でも
      船外機のみの買取/部品取り/ジャンク買取
      で価値が出る場合があります。


      ◆ まとめ

      和船とは、日本古来の形状をもつ小型船で、現在ではFRP製が主流。漁業・作業船・レジャー用に幅広く使われています。
      しかし、FRP船のため一般廃棄ができず、適正処分には専門業者が不可欠です。
      当店では

      • 引き上げ

      • 陸揚げ

      • 回収

      • 解体・廃船

      • 買取
        までワンストップで対応しています。

    • FRP船とは


      FRP船とは

      FRP船(Fiber Reinforced Plastic船)とは、繊維強化プラスチック(FRP)を主材料として作られた船のことです。
      軽量で耐久性が高く、腐食しにくいため、小型船舶やプレジャーボート、漁船など幅広く利用されています。
      FRPは主にガラス繊維と樹脂を組み合わせて作られており、成型の自由度が高く、複雑な形状の船体でも製造が可能です。


      FRP船の特徴

      • 軽量・高強度
        従来の木造船やアルミ船より軽く、同等以上の強度を持つ。

      • 耐腐食性・耐候性
        海水や紫外線に強く、長期間の使用に耐える。

      • メンテナンス性
        補修や塗装が比較的容易で、自己整備が可能。

      • 成型自由度
        船体形状を自由に設計できるため、様々な用途に対応可能。

      • 断熱性・防音性
        樹脂層が衝撃を吸収するため、静かな航行が可能。


      FRP船の用途

      • プレジャーボート(クルージング・釣り用)

      • 水上バイク(PWC)用船体

      • 漁船(沿岸漁・小型漁船)

      • 作業船(荷物運搬・養殖作業)

      • スポーツ船(ヨット・ディンギー)


      FRP船の問題点・トラブル

      • 廃棄・処分が難しい
        FRPは一般廃棄できず、専門業者による解体・リサイクルが必要。

      • 船体破損時の修理コストが高い
        大きな亀裂や穴は専門技術が必要。

      • 長期放置による劣化
        紫外線や潮風により表面が劣化、FRP層の剥離が発生することがある。

      • 船外機や船内機との整備
        動力系の故障は放置艇化の原因になる。


      FRP船の処分・廃船方法

      • 陸揚げ・引き上げ
        船を安全に陸上へ移動する。

      • 解体作業
        FRP船体をカットし、樹脂・ガラス繊維を分別。

      • リサイクル処理
        FRP廃材は産業廃棄物として処理される。

      • 買取・再利用
        船外機や金属部品、部品取りとして価値がある場合がある。


      FRP船の引取り・買取対応

      • 不動船・放置艇・書類なしFRP船でも対応可能

      • 係留期限切れや港湾からの撤去要請にも対応

      • 遠方出張や庭先・倉庫からの引取りも可能

      • 買取・無料処分の両方に対応


      FRP船の関連用語(内部リンク)

      • プレジャーボートとは

      • 和船とは

      • 船舶廃棄とは

      • 引き上げ(陸揚げ)とは

      • FRPリサイクル法とは

      • 行政代執行とは


      FRP船まとめ

      FRP船は軽量で耐久性に優れた小型船舶の主流で、プレジャー用から漁業用まで幅広く利用されています。
      しかし、廃棄・処分には専門知識が必要なため、引取り・撤去・解体は専門業者に依頼することが推奨されます。
      当店ではFRP船の引取り・回送・廃船・買取までワンストップで対応しています。

    お問い合わせ先

    船買取専門店 サンガ SANGAグループ
    古物商許可
    第622281605859号
    574-0077
    大阪府大東市三箇6丁目4-52

    TEL 072-873-1192

    処分に困ってる船、動かない船を買取します

    船買取専門店サンガ