【専門用語解説】「廃船処理」とは?費用がかかる処分と、費用がかからない「買取・無料引取」の違いをやさしく解説

2026年08月03日 09:54

■ 「廃船処理」とは ― まず言葉の意味から


「廃船処理(はいせんしょり)」とは、使わなくなった船(プレジャーボート・漁船・水上バイクなど)を、廃棄物として解体・処分する一連の手続きのことです。船体の解体、エンジンや燃料・オイルの抜き取り、FRP(繊維強化プラスチック)船体の破砕・リサイクル、小型船舶登録の抹消手続きまでを含めて「廃船処理」と呼ぶのが一般的です。


ここで大切なのは、「使わなくなった船の手放し方」は廃船処理だけではない、ということです。大きく分けると次の2つの道があります。


・廃棄物として処分する(=廃船処理。原則、費用がかかります)

・商品として売却・譲渡する(=買取・引取。値が付けば費用はかかりません)


■ 背景・法令:なぜ廃船処理には費用がかかるのか


FRP製の船体は非常に丈夫で腐りにくいため、家庭ごみのように簡単には処分できません。廃棄物として処分する場合は、廃棄物処理法に沿って許可を持つ処理ルートへ引き渡す必要があり、業界団体(一般社団法人日本マリン事業協会)が運営する「FRP船リサイクルシステム」では、登録販売店を通じてリサイクル料金と運搬費等を負担して処理する仕組みが整えられています(出典:日本マリン事業協会「FRP船リサイクル」)。


一方で、処分費用の負担などを理由に手放されないまま係留・放置される船は全国的な課題になっており、国土交通省と水産庁は港湾・漁港・河川の「放置艇」対策を継続して進めています(出典:国土交通省「港湾:放置艇対策」)。報道では、全国の放置艇は約5.6万隻にのぼるとされています(出典:東京新聞「水辺に不法な『放置船』ズラ〜リ…全国5.6万隻」)。放置したままにすると、係留場所の管理者からの撤去指導や、最終的には行政代執行(費用は所有者に請求)に至った事例も、当店のニュースでご紹介した川崎市の遊覧船のように実際に起きています。


■ 専門店としての解説:「廃船処理しかない」と思い込む前に


当店へのご相談で多いのが、「処分にいくらかかりますか?」というお問い合わせです。しかし実際には、廃船処理(費用を払って廃棄)まで行かなくてよいケースが少なくありません。ポイントは「その船に商品としての価値が残っているか」です。


・エンジンが付いている、または動く → 買取できる可能性があります

・船体や部品に再利用価値がある → 無料引取(リユース・輸出販売目的)の対象になる可能性があります

・書類(船舶検査証書など)が見当たらない → 諦める前にご相談ください。手続きのご案内が可能です


サンガは、引き取った船・水上バイクを海外へ商品として再販売(輸出)する専門店です。国内で廃棄物として処分しないため、FRPリサイクル料はかかりません。実際に、近畿一円のほか兵庫県豊岡市・和歌山・岡山・香川などでの引取実績があります。なお、再販が難しく値が付かない船体については、無理にお引き受けせず、FRP船リサイクルシステムなどの正規の処理ルートをご案内する場合があります。


■ サンガができること


・不要になった船・水上バイクの買取・無料引取(リユース・輸出販売目的)

・出張査定は基本無料。対応エリアは近畿一円、大阪府大東市からおおむね300km圏内です

・書類なしの船のご相談も可能です

・商品買取キャンペーン実施中:査定お申し込み時にキャンペーンメニューを添付いただければ、最低3,000円で買取いたします(エンジン付き・浮く状態の水上バイクが対象)


■ まとめ:手放し方の順番は「買取→引取→リサイクル」


使わなくなった船は、①まず買取できるか、②次に無料引取できるか、③どちらも難しければ正規ルートで廃船処理、の順番で考えるのがおすすめです。放置艇になってから撤去費用を請求されるのが、いちばんもったいないパターンです。


「これは値が付く船?それとも廃船処理?」と迷ったら、お電話(072-873-1192)または公式LINEからお気軽にご相談ください。LINEなら写真を送るだけで査定のご相談ができます。

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